コハラレーシングテクノロジー代表の小原 斉がレースへの情熱や今までの自身の経験を綴るブログ。
“過酷なレース”
Post Date:2011/08/04
沢山の皆さんにご声援を頂きまして、無事8耐優勝する事が出来ました。
皆さん、本当にありがとうございました!!
鈴鹿8時間耐久レースは、私が知る中では最も過酷で、最も勝つのが難しいレースだと思います。
「一番速く走ったライダーが優勝する」といったシンプルなスプリントレースと違い、速く走ったライダー、チームが必ずしも勝てないのが8耐です。
8耐で優勝を狙うには、8耐本番までの間に膨大な時間とお金と手間を掛けて挑むのです。
それでもなお、想定外の出来事や予測出来ない事態に翻弄されて、なかなか辿り着く事が出来ないのが「8耐優勝」という栄冠なのです。
幸運にも我々は今年その栄冠に辿り着く事が出来ました。
「優勝候補筆頭」とか「勝って当たり前」とか言われていても、決して楽勝だった訳ではありません。
8耐で優勝する為には、そこに関わる全ての人の努力と情熱が必要なのです。
写真は・・・
あらゆる事態を想定して、少しでも効率よく給油する為に用意されてタンク達
予選が終わってなお整備に余念が無いメカニック
フロントタイヤ交換の必需品「横差しフロントスタンド」
8耐決勝用に準備されたタイヤ達
メカニックもぎりぎりの状態です。
ウィニングラップでバーンアウトしたリヤタイヤ
レース序盤の転倒で折れたクラッチレバー
転倒で削れたエンジンカバー
「激戦の跡」レース後のシートカウル
Update:小原
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