コハラレーシングテクノロジー代表の小原 斉がレースへの情熱や今までの自身の経験を綴るブログ。
“希望”
Post Date:2010/10/06
MotoGPもてぎ大会を観てきました。
今回は、BS様にご招待頂き、1コーナー内側の特設ブースで快適に観戦させて頂きました。
フリードリンク、フリーフード、空調の効いたブース内には指定の席が用意されていて、多数のモニターが設置されている為、どの席からでも観戦できます。
その上、テラスに出れば爆音と共に目の前をマシンが駆け抜けていく、まさに絶好の観戦ポイントでした。
ご招待頂き、本当にありがとうございました。
しかし、ロッシは凄かったですね〜
優勝したストーナーや、2位のドヴィツィオーゾが霞んでしまう位、その走りで観るもの全てを魅了してしまいました。
勝負に対するこだわりと、「絶対に負けない」という強い気持ちの表れだと思います。
20年前に、ケビンシュワンツの限界を突き抜けたような走りを観た時に、鳥肌がたった事を思い出します。
ロッシも、ケビンに勝るとも劣らない「天性のエンターティナー」なんだな〜と改めて再認識しました。
全日本にも、こんな才能を持ったライダーが欲しいですね〜
「走りで周りをわくわくさせられるライダー」が育てば、もっともっと全日本も盛り上がると思います。
MotoGPの前日の土曜日に、筑波選手権の最終戦を観に行ってきました。
昨今は、参加台数の低下に比例してレベルの低下が気になります。
取り巻く環境が大きく変わった為に、具体的な目標が持ちにくくなっているのが原因の一つだと思いますね〜
早急に手を打たないと、レース参加者が減って行く一方で危機感を感じます。
その一方で、MFJが主催しているレディースレースは盛り上がっていました。
30台以上も参加台数が有り、上位を走る選手のレベルはなかなかの物でした。
この中から、かつての井形姉妹のように、全日本で活躍する選手が育ってくれると良いなと期待してしまいます。
ロッシのような「希望の星」が出てきてくれる事を期待して、育成に力を入れて行きたいと思います。
Update:小原